
ラムとジャガイモのココナッツカレー
スパイスカレーの「THE CÖSA(ザ・コーサ)」と、義経焼でおなじみの「なみかた羊肉店」が共同で開発した「本格ラムカレー」をご紹介します。
【材料】(3人分)
- 羊コマ肉 300g
- ジャガイモ 2個
- タマネギ 2個
- 赤缶カレー粉 15g
- クミンシード 小さじ1
- 酒 100cc
- 水 250cc
- ココナッツミルク 150cc
- 塩 5g
- 砂糖 10g
- サラダ油 大さじ2
- ご飯 適量
【作り方】
- ①タマネギは薄切りに、ジャガイモは皮をむいて一口大に切る。
- ②鍋にサラダ油をひき、クミンシードを中火で、ぷくぷくと泡がでるまで炒める。
- ③タマネギを加え、しんなりするまで炒める。
- ④ジャガイモを加え、さっと炒める。
- ⑤赤缶カレー粉、塩を加えて混ぜ合わせる。
- ⑥羊コマ肉を加えたらスパイスが全体に絡まるように混ぜ合わせ、肉に火が通るまで炒める。
- ⑦水、酒、ココナッツミルクを加えて沸騰させる。
- ⑧沸騰したら弱火にして10分ほど煮込み、仕上げに砂糖を加えれば完成。
【ポイント】
- *辛みを追加したい場合はカイエンペッパー、刺激を増したいときはクローブなど、お好みでスパイスを追加してオリジナルの味に!
- *グルテンフリーのスパイスカレーは、小麦アレルギーなどの方にはおすすめ。
包み焼きピッツァカルッツォーネ
米沢市のイタリアンレストラン「タントグラッツェ」さんに、高畠町のえがおに農園さんで栽培された福笑トマトをたっぷり使った包み焼きピッツァ「カルッツォーネ」の作り方を教えてもらいました。
【材料】(8個分)
- ★生地8個分
- 強力粉 500g
- ぬるま湯(30℃程度) 300cc
- ドライイースト 2g
- 塩 15g
- ★1個分の具材
- トマト 3個
- バジル 2枚
- モッツァレラチーズ 2個
- オリーブオイル 小さじ1
- 塩 ひとつまみ
【作り方】
- ①ドライイーストは分量のぬるま湯から大さじ1を取りわけて溶かしておく。
- ②ボウルに半量の強力粉と塩を加えてざっくり混ぜたら、溶かしたドライイーストを加えて、なめらかになるまで手で混ぜる。
- ③残りの強力粉を少しだけ残して生地に混ぜ合わせる。
- ④ある程度まとまったら、残しておいた強力粉を全て加えて10分ほどこねる。
- ⑤生地がまとまったら、濡れ布巾をかぶせて1時間ほど常温で発酵させる。
- ⑥生地を包丁で8等分にカットする。ちぎらないように注意!
- ⑦カットした生地を、断面を内側に入れこむように丸める。
- ⑧丸めた生地をバットに間隔をあけて並べたら、アルミホイルをかぶせ、爪楊枝などで空気穴をあけたら、常温で8時間ほど発酵させる。
- ⑨ボウルに、4等分にカットしたトマト、ちぎったバジル、塩、オリーブオイルを入れて混ぜ合わせておく。
- ⑩発酵させた生地に強力粉をふり、まずは手で内側から外側に向かって伸ばしていく。ある程度伸びたら麺棒を使って直径20cmくらいになるまで均一な厚さに伸ばす。
- ⑪伸ばした生地の上半分に、⑨の具を入れ、ちぎったモッツァレラチーズ半分に折りたたみ、ふちをしっかりと閉じる。
- ⑫あらかじめ20分ほど予熱しておいたオーブントースターに入れて、5~10分ほど、表面に焦げ目がつくまで焼いたら完成!
【ポイント】
- *生地はしっかりとまとまるまでこねること!グルテンが形成されておいしい生地に。
- *1回目の発酵を終えて形成した段階で冷凍保存が可能。使用するときは自然解凍で。
- *直射日光のあたらない少し涼しい場所で、常温で発酵させるのがポイント。
- *生地を麺棒で伸ばすときは、90度ずつ回転させながら伸ばすと綺麗な円形に。

ルッコラとしめじのオーブン焼き
「食べてみたいけれど、どう食べたらいいか分からない!」ルッコラを使った美味しいレシピのご紹介。
【材料】(2人分)
- シメジ 1/2パック
- ミニトマト 4個
- ルッコラ 適量
- ニンニクのみじん切り 大さじ1
- パン粉 大さじ2
- 塩 適量
- オリーブオイル 大さじ1
【作り方】
- ①ニンニク・オリーブオイル・パン粉を混ぜ合わせる。シメジはほぐす。トマトは粗みじんにきざむ。
- ②クッキングシートを敷いた天板に、シメジをひろげ、塩・ニンニクとオリーブオイルを混ぜ合わせたパン粉・トマトのみじん切りをのせる。
- ③温めておいたオーブントースターで、10分焼く。
- ④ルッコラを覆うようにのせる。

白身魚とケールの花束
「食べてみたいけれど、どう食べたらいいか分からない!」ケールを使った美味しいレシピのご紹介。
【材料】(2人分)
- ケール 6枚
- ルッコラ 適量
- タラの切り身 2枚
- バジルソース 適量
- 生ハム 1枚
- 塩・コショウ 適量
- 小麦粉 大さじ2
- オリーブオイル 大さじ1
- 付け合わせ野菜 お好みで
【作り方】
- ①生ハムを刻み、ジェノベーゼソースに混ぜ合わせる。
- ②タラの切り身を縦半分にカットし、塩・コショウ・小麦粉をまぶし、オリーブオイルを引いたフライパンで焼く。
- ③ケールを広げ、焼いたタラ・ジェノベーゼソース・ルッコラをのせ、花束のようにくるむ。
- ④付け合せの野菜と共に盛りつける。
【ポイント】
- *ソースにこくをプラスするために生ハムを加える
- *タラの他の白身魚でもOK!
- *付け合わせの野菜で更に華やかさをアップ
米沢づくしのケーキ寿司 / おきたま早い春のミネストローネスープ / おきたま春巻き
米沢市在住の野菜ソムリエ、樋渡由美さんに、地場産野菜の豆知識なども伺いながら「地場産食材たっぷり!晴れの日レシピ」を教えてもらいました。
【材料】(4人分)
- 米沢牛薄切り 200g
- 干し椎茸 1枚
- ニンジン 3cm
- クレソン 3本
- 小野川豆もやし 75g
- 赤カブの漬物(花形) 適量
- 海苔 適量
- 白ゴマ 適量
- ★酢飯
- ご飯 2合
- 酢 40cc
- 砂糖 24g
- 塩 3g
- ★炒り卵
- 卵 2個
- 酒 大さじ1/2
- 塩 少々
- ★調味料
- 干し椎茸の戻し汁 50cc
- 砂糖 大さじ1/2
- 酒 大さじ1
- 醤油 大さじ1
【作り方】
- ①炊き立てのご飯に、酢・砂糖・塩を合わせたものとうちわで風を当て、ひと肌に冷ます。(米につやを出す)
- ②酢飯に白ゴマを混ぜ合わせる。
- ③卵を割りほぐし、酒と塩を加えてを混ぜ合わせ炒り卵を作る。
- ④豆もやしは、刻んで鍋に入れ、ヒタヒタになる位の水と塩小さじ1(分量外)を入れて火にかけ、フタをして3分間沸騰したらザルにあげる。飾り用に豆の部分を10個ほど取り分けておく。
- ⑤イチョウ切りしたニンジン、水で戻して粗みじん切りしたシイタケを鍋に入れ、醤油、砂糖、酒、干し椎茸の戻し汁を加えて、人参が柔らかくなるまで煮る。
- ⑥ニンジンが柔らかくなったら牛肉の半量を細切りにして加える。牛肉の赤みがある程度残っている状態で火を止め、あとは余熱で火を通す。
- ⑦牛肉に火が通ったら具材と煮汁に分けて、煮汁を鍋にもどし、残り半量の牛肉を煮る。
- ⑧ケーキ型に、炒り卵、刻んだ海苔、酢飯の半量、⑤で煮た具材、豆もやし、酢飯の半量の順で重ねて詰める。
- ⑨型から出して皿にのせる。
- ⑩お好みでトッピング。⑦で煮た牛肉の薄切りはバラの花びらのように巻く。赤カブの漬物は花形に抜く。豆もやし、クレソンを飾れば完成。
【ポイント】
- *酢飯を作るときは、最初から風をあてるのではなく、まずはすし酢をご飯にしみこませてから。人肌くらいが上手にケーキの土台を作れるので冷ましすぎにも注意!
- *牛肉は煮過ぎるとかたくなるので、ある程度赤みが残っているうちに火を止めて、あとは余熱で調理する。
【材料】(4人分)
- ニンニク 2片
- ベーコン 50g
- 寒中キャベツ 2枚
- ジャガイモ 1個
- アサツキ 30g
- 岡の台ごんぼ 1/4本
- ゆでた紅大豆 100g
- トマト 1個
- みそ 30g
- 酒粕 大さじ1
- コショウ 少々
- オリーブオイル 大さじ1
- 水 800cc
【作り方】
- ①ニンニクは薄切り、ベーコンは細切り、その他の野菜は1cm角に切る。
- ②鍋にオリーブオイルとニンニクを入れて火にかけ、ニンニクがキツネ色になったらベーコンを炒める。
- ③アサツキ、岡の台ごんぼ、ジャガイモ、寒中キャベツ、トマトの順に加えて炒め、水を加えてゴボウ、ジャガイモが柔らかくなるまで煮る。途中でゆでた紅大豆を加える。
- ④味噌と酒粕を加え、食べる直前にコショウをふれば完成。
【ポイント】
- *野菜は水分の少ない順に炒めていく。
【材料】(4人分)
- 春巻きの皮 4枚
- エビ 12尾
- タラノメ 8本
- 酒 大さじ1
- 塩・コショウ 適量
- 卵白 1/2個分
- サラダ油 適量
【作り方】
- ①エビは背ワタを取り、塩・コショウ・酒・卵白を加えてよくもむ。
- ②タラノメは、ハカマをはずしておく。
- ③春巻きの皮1枚に、エビ3尾とタラノメ2本を包み、多め油をひいたフライパンで両面を焼く。中まで火が通れば完成。
【ポイント】
- *エビは卵白でもみこむとプリプリの食感に!
- *春巻きの皮の巻き終わり部分は、エビをもみこんだ卵白を塗って閉じる。焼くときは巻き終わり部分を下にして焼く。
春とケールのジェノベーゼ
ケールとルッコラのおいしい食べ方を野菜ソムリエの樋渡由美さんに紹介していただきます。
【材料】(2人分)
- スパゲティ 160g
- タケノコ水煮 150g
- 下ゆでしたケール 4枚
- バター 20g
- 塩・コショウ 少々
- ★ジェノベーゼソース(作りやすい分量)
- ケール 90g
- クルミ 30g
- バジル 3枚
- 味噌 大さじ2
- オリーブオイル 50cc
- 粉チーズ 15g
【作り方】
- ①ソースを作る。ケールは洗わずにラップにくるみ、電子レンジで15秒加熱し、水にさらし水気を絞る。
- ②ケール、くるみ、バジル、あらかじめあぶっておいた味噌をまな板の上で刻みながらあえる。(切和えをつくる要領で)
- ③②をボウルに入れ、オリーブオイルと粉チーズを混ぜ合わせる。
- ④沸騰したお湯に塩を加えてパスタをゆで始める。(塩分濃度は0.5~1%)
- ⑤フライパンにバターを溶かし、一口大に切った水煮タケノコを中まで火が通るまで炒める。
- ⑥火を止めて、ソースの半量とあらかじめゆでておいたケールを加え混ぜ合わせる。
- ⑦茹で上がったパスタを加え、再び火をつけて1分ほど加熱しながら混ぜ合わせる。
【ポイント】
- *味噌は香ばしさを出すためにガスコンロなどであぶってから使用。
- *食感を楽しむために、あえてミキサーを使わずに、まな板の上でみじん切りにする。
- *ケールを加えたら、色を保つために火を止めてから混ぜ合わせる。
《取材協力》
- ★有限会社 安全野菜工場
- 本社:山形県米沢市大字南原横堀町2829-1
- 電話:0238-40-1741
- 直江石庭プラント: 山形県米沢市直江石堤18581-4
- 電話:0238-53-2311
- http://yasaikojo.com/
- ※一般向け商品は、山形県内のヨークベニマル、道の駅米沢で購入可能。
- ※卸販売の商品についてはお問い合わせください。
もちきびのオムレツ風
県内でも珍しい雑穀の生産者である「なかにし農縁」の中西宏太郎さん、絢子さんご夫妻に雑穀栽培についてのこだわりと、雑穀を使った美味しいレシピを教えてもらいました。
【材料】(4人分)
- もちきび 160g
- 自然塩 小さじ1/4
- 水 400㏄
- 豆腐 300g
- ★生地の分量
- 豆腐 300g
- 小麦粉 60g
- 自然塩 小さじ1/2
- 梅酢 小さじ2
- 水 75㏄
- 菜種油・ごま油 大さじ8
- *菜種油とごま油は7:3の割合で合わせたものを使用
- *上記の分量で炊いたもちきびの1/4の量を使用。
- *中に入れる具材はお好みで。野菜を1cm角に切り炒めて塩で味付けしておく。
【作り方】
- ①鍋に水を入れて沸騰させ、塩と洗ったもちきびを入れて強火で炊く。
- ②木べらでかき混ぜ、鍋底が見えるようになったらとろ火にして、ふたをして15分加熱する。
- ③火を止めて10分蒸らす。
- ④水気を切った豆腐、塩、梅酢、分量の半量の小麦粉をフードプロセッサーにかける。
- ⑤残りの小麦粉と水を加えて更に混ぜ合わせる。
- ⑥生地をボウルにあけて、炊きあがったもちきびの1/4の量を加えて混ぜ合わせる。
- ⑦フライパンに大さじ2の油をひき、お玉1杯分の生地を丸く流し入れてふたをして、中火で焼く。
- ⑧焦げ目がついたらひっくり返して片面も焼く。(ふたはしなくてもOK)
- ⑨焼きあがった生地をクッキングシートに乗せ、あらかじめ1cm角に切って炒めて塩で味付けしておいた野菜を乗せる。
- ⑩生地を半分に折りたたみ形を調えたらできあがり。
【ポイント】
- *お好みでケチャップを添えて。
- *炊いたもちきびは冷凍保存が可能。
- *調味料は伝統的な圧搾法で絞った無添加のものがおすすめ。
- *もちきびを炊くときの鍋はふたが重く密閉性の高いものがおすすめ。
お米の揚げないクリームコロッケ
南陽市のレストラン「6DINING」の嵯峨久裕シェフに、ご家庭でも簡単に作ることができる有機栽培米を使った料理「お米の揚げないクリームコロッケ」の作り方を教えてもらいました。
【材料】(4人分)
- ご飯 400g
- 長ネギ 60g
- バター 10g
- カニ缶 2缶
- 粉チーズ 10g
- パン粉 10g
- オリーブオイル 適量
- 塩・コショウ 適量
- ★ホワイトソース
- 牛乳 360g
- 米粉 60g
- バター 30g
【作り方】
- ①鍋にバターを入れて溶かす。
- ②斜めに薄切りした長ネギを加えて塩少々をふり、とろみがつくまで炒める。
- ③カニ缶を汁ごと加えて煮詰める。
- ④煮詰まったら、ご飯と塩少々を加えて混ぜ合わせたら、いったんボウルに取り出す。
- ⑤ホワイトソースを作る。ボウルに牛乳と米を入れて混ぜ合わせる。
- ⑥鍋に混ぜ合わせた牛乳と米粉、バターを入れて、とろみがつくまで煮込む。
- ⑦ソースがもったりとしたら、炒めたご飯を加えて混ぜ合わせる。
- ⑧塩コショウで味を調えたら火からおろし、グラタン皿に盛り付ける。
- ⑨粉チーズ、パン粉、オリーブオイルをかけて、オーブンなどで表面に焦げ目がつくまで焼いたら完成。
【ポイント】
- *カニ缶は汁ごと加えてお米に味を吸わせるのがポイント。
- *ホワイトソースを作るときには、火にかける前に牛乳と米粉をあらかじめ混ぜ合わせておくこと(米粉は粒が細かいので下に沈んで焦げ付きやすくなってしまうため)
《取材協力》
- ★山形おきたま産直センター
- 住所:山形県南陽市漆山1068
- 電話:0238-47-7338
- http://www.okitama.net/
- ★6DINING
- 住所:山形県南陽市赤湯3127-1
- 電話:0238-49-7842
- 営業:lunch 11:00~15:00, dinner 18:00〜21:00
- 定休:水曜、第2火曜、第3日曜
- http://terrace-ruban.com/6dining/
根菜のきんぴら / 切り干し大根の煮物
高畠町糠野目地区で毎年人気のイベント「我が家の料理展」実行委員の皆さんに大切な家族に食べさせたい昔ながらの家庭料理「根菜のきんぴら」「切り干し大根の煮物」の作り方を教えてもらいました。
【材料】(2人分)
- レンコン 150g
- ゴボウ 50g
- ニンジン 50g
- 白ゴマ 少々
- ゴマ油 大さじ2
- 鷹の爪 少々
- 砂糖 小さじ2
- 醤油 大さじ1と1/2
- 酒 大さじ1
- だし汁 大さじ1
【作り方】
- ①ゴボウは洗って皮を少しそいでから3mmの厚さに斜め切りしてから千切りにして、5分ほど水にさらす。
- ②ニンジンは皮をむいて千切りにする。
- ③レンコンは皮をむいてイチョウ切りにして、5分ほど水にさらす。
- ④鍋にごま油大さじ1と鷹の爪少々を入れて香りが立ったらゴボウを入れて炒める。
- ⑤ゴボウがある程度炒まったらごま油大さじ1とレンコンとニンジンを加えて炒める。
- ⑥レンコンが半透明になったら、砂糖、酒、だし汁、醤油を加えて汁がなくなるまで炒め煮する。
- ⑦最後に白ゴマをふって完成。
【ポイント】
- *みりんを加えると照りがでる。
- *最初にサラダ油で炒めて香りづけにゴマ油を使用してもOK。
【材料】(作りやすい分量)
- 切り干し大根 50g
- さつまあげ 1枚
- ニンジン 1/3本
- サラダ油 大さじ1
- だし汁 大さじ3
- 醤油 大さじ1
- だし醤油 大さじ1
- 大根の戻し汁 大さじ5
【作り方】
- ①切り干し大根は水かぬるま湯につけて戻し、水気を絞った後で3cmの長さに切る。
- ②さつまあげとニンジンは細切りにする。
- ③鍋にサラダ油をひいて切り干し大根を炒める。
- ④切り干し大根がある程度炒まったら、大根の戻し汁、だし汁、だし醤油、醤油を加える。
- ⑤ニンジンとさつまあげを加えて煮汁がなくなるまで煮る。
【ポイント】
- *切り干し大根は、大根を千切りにして水分が抜けるまで天日に干す。
- *最後に緑の野菜をトッピングすると彩りが良い。。
- *大根の戻し汁を加えるのがポイント!

白菜の漬物
魅力ある地域づくりに取り組む「二井宿わくわくプロジェクト」、通称「わくプロ」のお母さん方に白菜を使った自慢の漬物レシピを教えてもらいました。
【材料】
- 白菜 2個
- 塩 白菜の重さの4%
【作り方】
- ①白菜は外側の葉をはずし、軽く洗って4つ割りにする。
- ②白菜の重さを測って塩の量を決定する。(塩の割合は白菜の重さの4%)
- ③白菜の根元を中心に、葉の間に塩をまぶす。
- ④白菜を株ごとに葉と根元が交互になるように入れて中蓋をして重しをのせる。重石の重さは白菜の3倍が目安。
- ⑤樽をビニールで覆い涼しいところで2~3日おいておけば下漬け完成。
【ポイント】
- *採ってすぐの白菜はパリパリで処理しにくいので、しばらく干してから使用する。
- *塩の割合は3~4%がおすすめ。寒い時期や低温で保存する場合などは3%でもOK。(塩分が少ないと乳酸発酵が早く進む)
【材料】
- 下漬けした白菜(3%の塩加減)1個
- 南蛮 2本
- ショウガ 2片
- 南蛮 2本
- みりん 200cc
- にがり塩 下漬けした白菜の重さの1%
【作り方】
- ①皮をむいてせん切りしたショウガと、輪切りにした南蛮に、下漬けした白菜の重さの1%塩を加えて混ぜる。
- ②下漬けした白菜の根元のほうに①の具材を挟んでいく。
- ③樽に並べたら、みりんを加える。
- ④白菜の重さの3倍の重石を乗せて3日ほど置いたら完成。
【ポイント】
- *みりんを入れるときは樽の側面にそって入れる。
秋野菜のごちそうぱん
米沢市で農園「成」を営む髙橋俊之さんが作った里芋とブロッコリーを使って、同じく米沢市でおうちパン教室「にこぱん」を主宰するわがつまにいなさんに秋野菜のごちそうぱんの作り方を教えてもらいました。
【材料】作りやすい分量
- 強力粉 180g
- ゲランドの塩 2g
- 水 150g
- インスタントドライイースト 2g
- 里芋 4個
- 岩塩 適量
- オリーブオイル 適量
【作り方】
- ①強力粉、ゲランドの塩、インスタントドライイーストを混ぜ合わせる。
- ②150gの水の8割ほどを加えて混ぜる。
- ③残りの水を加えて全体が均一になるまでさらに混ぜる。
- ④保存容器に生地を入れて冷蔵庫で8時間以上寝かせる。
- ⑤生地の表面に粉をふってから容器から取り出す。
- ⑥粉をふったほうの生地を外側にして三つ折りにする。
- ⑦ゆでで一口大に切った里芋を生地に埋め込む。
- ⑧岩塩とオリーブオイルをかける。
- ⑨1200Wのオーブントースターで15分焼いたら完成。
【ポイント】
- *ゲランドの塩がなければ普通の塩でOK。
- *生地は24時間ごとにかき混ぜれば5日間冷蔵庫で保存可能。
- *機器によって焼き加減や時間が異なるので様子をみながら調整する。
《取材協力》


- ★おうちパン教室「にこぱん」
- https://ouchipan-nikopan.jimdofree.com/
【材料】作りやすい分量
- 強力粉 180g
- ゲランドの塩 2g
- 水 150g
- インスタントドライイースト 2g
- 里芋 4個
- 岩塩 適量
- オリーブオイル 適量
【作り方】
- ①強力粉、ゲランドの塩、インスタントドライイーストを混ぜ合わせる。
- ②150gの水の8割ほどを加えて混ぜる。
- ③残りの水を加えて全体が均一になるまでさらに混ぜる。
- ⑥保存容器に生地を入れて冷蔵庫で8時間以上寝かせる。
- ④生地の表面に粉をふってから容器から取り出す。
- ⑤粉をふったほうの生地を外側にして三つ折りにする。
- ⑥ゆでで一口大に切った里芋を生地に埋め込む。
- ⑦岩塩とオリーブオイルをかける。
- ⑧1200Wのオーブントースターで15分焼いたら完成。
【ポイント】
- *ゲランドの塩がなければ普通の塩でOK。
- *生地は24時間ごとにかき混ぜれば5日間冷蔵庫で保存可能。
- *機器によって焼き加減や時間が異なるので様子をみながら調整する。
《取材協力》


- ★おうちパン教室「にこぱん」
- https://ouchipan-nikopan.jimdofree.com/
フルーツあんみつ / デラウエアの杏仁豆腐
高畠町福沢にお店を構える老舗菓子店「ココイズミヤ」さんに、ご家庭でもできる簡単で美味しいデラウェアスイーツの作り方を教えてもらいました。
【材料】(2人分)
- デラウエア 適量
- 水 300cc
- 粉寒天 3g
- 砂糖 30g
- 季節のフルーツ 適量
- 白玉 適量
- あんこ 適量
- 黒蜜 適量
【作り方】
- ①粉寒天を水に溶かして火にかける。
- ②沸騰したら砂糖を加える。
- ③型に流して粗熱を取り、冷蔵庫に入れて1~2時間ほど冷やし固める。
- ④固まった寒天は2cmほどの正方形にカットして器に盛り付ける。
- ⑤季節のフルーツ、白玉、あんこを盛り付ける。
- ⑥皮を外したデラウエアを飾る。
【ポイント】
- *寒天は固める前に、半量ずつ分けて、色粉(食紅など)を加えればよりカラフルになります。
- *黒蜜は黒砂糖と水を2:1の割合で煮溶かせば簡単に作れます。
《取材協力》
- JA山形おきたま
- JA山形おきたまぶどう振興部会屋代支部
- 菓子工房ココイズミヤ
【材料】(4人分)
- デラウエア 適量
- 牛乳 275cc
- 生クリーム 165g
- グラニュー糖 27.5g
- 杏仁霜 22g
- 板ゼラチン 4.5g
- アマレット 11g
- ★シロップ
- 熱湯 100cc
- グラニュー糖 30g
【作り方】
- ①板ゼラチンを水に入れて10分ほど冷蔵庫でふやかす。
- ②牛乳、生クリーム、グラニュー糖を合わせて沸騰させる。
- ③沸騰させた液を少量、杏仁霜に加えてダマにならないように混ぜる。
- ⑥混ぜ合わせた杏仁霜を戻し、かき混ぜながら再沸騰させる。
- ④水気を切ったゼラチンを加えて混ぜ合わせる。
- ⑤アマレットを加えてさらに混ぜ合わせる。
- ⑥ゼラチンが溶けたら裏ごしする。
- ⑦ボウル入れた氷水をあてて冷やす。
- ⑧器に皮を外したデラウエアをお好みで入れる。
- ⑨冷えた杏仁豆腐液を器に注ぐ。
- ⑩冷蔵庫で冷やし固める。
- ⑪固まった杏仁豆腐の上に皮をはずしたデラウエアをトッピングする。
- ⑫冷熱湯にグラニュー糖を溶かして冷ましたシロップをかければ完成。
【ポイント】
- *牛乳だけではなく生クリームを加えるのがお店の味に近づくポイント!
- *アマレットとは杏の核を原料にしたリキュールのこと。なくてもOK(あればよりプロの味に!)
《取材協力》
- JA山形おきたま
- JA山形おきたまぶどう振興部会屋代支部
- 菓子工房ココイズミヤ
農高プリン
県立置賜農業高校生物生産科畜産選択の3年生の皆さんに協力してもらい、生徒自身が作るその名も「農高プリン」のレシピを教えてもらいました。
【材料】(8個分)
- ★プリン液
- 生乳(なければ牛乳) 475cc
- 卵 2と1/2個
- グラニュー糖 45g
- バニラエッセンス 少々
- ★カラメルソース
- 上白糖 40g
- 水 6cc
- 熱湯 14cc
【作り方】
- ①カラメルソースを作る。鍋に上白糖と水を入れて中火で煮詰め、きつね色になったら火からおろして熱湯を加え、粗熱をとる。
- ②生乳を65度で30分間火にかけて殺菌する。(牛乳を使用する場合は殺菌しなくてもOK)
- ③ボウルに卵を入れて切るように混ぜる。泡立てないのがポイント。
- ④グラニュー糖を加えてよく混ぜ合わせる。
- ⑤40度ほどに冷ました生乳を加えて混ぜ合わせる。(牛乳を使用する場合は温めずにそのまま加える)
- ⑥プリン液をザルでこす。
- ⑦バニラエッセンスを加えます。
- ⑧プリンカップにカラメルソースを入れ、プリン液を注ぐ。
- ⑨蒸し器で蒸す。まず、強火で鍋を90度以上に温め、次に、中火に弱め、87~90度で10分温める。火を弱火にし、85度~87度で5分間蒸す。
- (焼き時間はオーブンの種類によって変わるので様子を見ながら調整する)
- ⑩火を止め、15分間、余熱でプリンを固める。
【ポイント】
- *カラメルソースを煮詰めるときはかき回さず鍋を揺らすようにする。
- *卵は泡立てないように、黄身と白身が均一になるように混ぜ合わせる。
- *プリンにすが入ったり、しわがよるのを防ぐため、蒸すときの温度管理はしっかり!
まるっとスイカのフルーツポンチ / スイカとチーズのごろごろボリュームサラダ
「まるっとスイカのフルーツポンチ」「スイカとチーズのごろごろボリュームサラダ」作り方をご紹介。
【材料】
- 大玉スイカ 1/2玉
- サイダー 500ml
- スイカ果汁 100グラム
- キウイ 1個
- オレンジ 1/2個
- ゼリー 適量
- 一口アイス 適量
- ミント 適量
【作り方】
- ①スイカの果肉を丸くくり抜く。(果汁はとっておく)
- ②スイカの皮のふちの部分をギザギザにカットする。
- ③スイカの器にゼリーを入れてその上にくり抜いたスイカを入れる。
- ④スイカをくり抜いたときに出た果汁とサイダーを注ぐ。
- ⑤一口アイス、スライスしたキウイとオレンジを飾り付けてミントを添えれば完成。
【ポイント】
- *スイカをくり抜くときは、計量スプーンを使うと綺麗にくり抜けます。
- *スイカの皮のふちをギザギザにすることで映え狙い♪
《取材協力》

- ★株式会社EDEN~笑伝~
- 住所:米沢市上新田1175
- 電話:0238-20-4517
- https://yasaieden.com/
- Instagram:@eden_asuka
【材料】
- ベビーリーフ 適量
- 大玉スイカ 1/16玉
- 4枚切食パン 1枚
- モッツァレラチーズ 1塊
- 豆苗 適量
- オリーブオイル 大さじ1
- バルサミコ酢 大さじ1
- 岩塩 適量
- ブラックペッパー 適量
【作り方】
- ①食パンは大きめに切ってグリルできつね色になるまで焼きラスクを作る。
- ②器にベビーリーフを敷き、大きめに切ったスイカとラスクを交互に並べる。
- ③一口大に切ったモッツァレラチーズをのせたら、豆苗を添える。
- ④サラダの上から、オリーブオイル、バルサミコ酢、岩塩、ブラックペッパーの順でかければ完成。
【ポイント】
- *ラスクとスイカは大きめにカットしてボリューム感を出す。
- *オリーブオイルの代わりにお好きなオイルをチョイスしてもOK♪
《取材協力》
- ★株式会社EDEN~笑伝~
- 住所:米沢市上新田1175
- 電話:0238-20-4517
- https://yasaieden.com/
- Instagram:@eden_asuka
タルトタタン風デザート
西洋菓子のお店「プランタン」さんに、舘山りんごの紅玉を使った可愛くて美味しいスイーツの作り方を教えてもらいました。
【材料】(作りやすい分量)
- ★ブリゼ(練りパイ)
- 薄力粉 125g
- 強力粉 125g
- バター 130g
- 水 55cc
- 塩 5g
- 卵黄 1個分
- ★リンゴのキャラメリゼ
- リンゴ 1/2個
- グラニュー糖 30~40g
- ブランデー 適量
- シナモン 適量
- 生クリーム 適量
- 飾り用ハーブ・チョコレート 適量
【作り方】
- ①ブリゼ(練りパイ)を作る。薄力粉と強力粉を合わせる(ふるわなくてOK)。
- ②水に塩と卵黄を加えて混ぜ合わせ冷蔵庫で冷やす。
- ③合わせた粉をまな板に広げ、バターに粉をまぶしながら細かくカットしていく。
- ④ある程度細かくなったら、手の腹を使ってバターを押しつぶす。
- ⑤中央をくぼませて、冷やしておいた卵液を加え全体に馴染ませる。
- ⑥生地をまとめてラップに包み一晩休ませる。
- ⑦生地を麺棒で2~3mmの厚さに伸ばす。
- ⑧生地を好みの形にカットしたり、型抜きする。
- ⑨20分ほど休ませたら190℃のオーブンで20分ほど焼く
- (焼き時間はオーブンの種類によって変わるので様子を見ながら調整する)
- ⑩リンゴのキャラメリゼを作る。リンゴは皮をむいて7mmの厚さに切る。
- ⑪フライパンにグラニュー糖を入れ強火で熱する。
- ⑫きつね色になったらリンゴを加え弱火で水分がなくなるまで煮詰める。
- ⑬仕上げにブランデーをかけて香りづけし、ボウルに入れて冷蔵庫で冷やす。
- ⑭焼き上がったブリゼの上にリンゴのキャラメリゼを乗せ
- ⑮生クリーム、シナモン、ハーブ、チョコレート、ハートに抜いたりんごの皮で飾り付ける。
【ポイント】
- *材料をあらかじめ冷やしておくのが重要!
- *生地とバターをこね合わせてしまうと層にならないので注意!
- *バターの代わりにマーガリン・ショートニングでもOK
- *キャラメリゼの砂糖はグラニュー糖を使用すること(上白糖は焦げやすい)
- *生地を休ませるのは小麦粉を練ったときに発生する「グルテン」を落ち着かせるため。(グルテンが多いと焼きあがりが固くなったり縮んでしまったりする)
《取材協力》

- ★松岬園
- 住所:米沢市矢来2丁目2?32
- 電話:0238-23-9098
- ファックス:0238-23-3882
- https://yokosawakajyuensyoukouen.amebaownd.com/

- ★西洋菓子プランタン
- 住所:米沢市徳町2-7
- 電話:0238-24-1988
- ファックス:0238-40-0189
- https://www.printemps-elle.com/
氷頭なます
上杉の時代から続く米沢伝統の「年越し料理」の一つ、「氷頭なます」のレシピをご紹介。
【材料】(作りやすい分量)
- 【作り方】
- ①氷頭は小さめの一口大に切る。
- ②大根と人参は皮をむき千切りにする。
- ③鍋に水、酢、砂糖、切った氷頭を入れて煮立たせる
- ④人肌に冷めた漬け汁と切った大根と人参を混ぜ合わせ一晩寝かせれば完成。
- *氷頭が手に入らない場合は、紅鮭の切身でもOK!
【ポイント】
お煮しめ
米沢伝統の「年越し料理」の一つ、「お煮しめ」の作り方をご紹介。
【材料】(3人分)
- 【作り方】
- ①からかいと里芋はそれぞれさっとゆがいておく。
- ②なす干しは水で戻す。
- ③栗はあらかじめ煮ておく。
- ④鍋に水、醤油、砂糖、酒(みりん)を入れてからかいを煮る。
- ⑤鍋からからかいを取り出し、里芋、人参、ごぼうを入れてやわらかなるまで煮る。
- ⑥なす干しを加え、最後に麩を入れてひと煮立ちさせれば完成。
- ⑦器に盛り付け、最後に栗を乗せる。
- *魚の煮汁で野菜を煮るのがポイント!
【ポイント】
お吸い物
「お吸い物」の作り方をご紹介。
【材料】(3~4人分)
- 【作り方】
- ①だしを鍋に入れて火にかけ、温まったら薄口醤油と塩を加えて味を調える。
- ②沸騰直前になったらホタテ、豆腐、ネギを加える。
- ③具材が温まったら完成。
- *ぐらぐら煮立てないように注意!
【ポイント】
寒中キャベツとツナのグラタン
通常のキャベツの倍以上の糖度を持つ寒中キャベツ、そのキャベツをさらに美味しく賢く味わう野菜ソムリエの直伝レシピをご紹介。
【材料】(2人分)
- キャベツ 1/4個
- ツナ缶 1個
- 水 100㏄
- 豆乳(牛乳) 100㏄
- 米粉 大さじ3~5
- 鶏ガラスープの素 適量
- シュレッドチーズ 適量
【作り方】
- ①キャベツはザク切りにする
- ②鍋に切ったキャベツと水を入れて火にかける
- ③米粉は同量の水で溶いておく。
- ④キャベツに火が通ったら、油を切ったツナ、豆乳を加えて混ぜ合わせる。
- ⑤沸騰する前に水溶き米粉を回し入れ、鶏ガラスープの素を加えてとろみがつくまで加熱する。
- ⑥耐熱皿に盛り付け、シュレッドチーズをふりかけたら、180℃のオープンで15分ほど焼けば完成。
【ポイント】
- *ツナの代わりに、ベーコンやウインナー、ホタテの貝柱など具材を変えてもOK!
《取材協力》
- 株式会社EDEN~笑伝~
- 電話:0238-20-4517
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塩漬けした青菜の煮物&たんぽもち
昔ながらの「塩漬けした青菜の煮物」と、あまじょっぱいくるみ味噌をぬって香ばしく焼き上げた「たんぽもち」の作り方をご紹介。
【材料】(作りやすい分量)
- 青菜の塩漬け 400g
- 煮干し 10g
- 鷹の爪 1/2本
- 酒 大さじ3
- 砂糖 大さじ1
- 醤油 大さじ2
【作り方】
- ①塩漬けの青菜は水で塩を洗い流す。
- ②洗った青菜を赤鍋に入れ、青菜が隠れるくらいまで水を入れたら、フタをしないで強火で20分ほど煮る。
- ③煮汁を捨てて、一晩水にさらす。(2~3回水を取り替える)
- ④塩抜きした青菜を、葉の部分は3等分、茎の部分は2等分にして、4cmの長さに切る。
- ⑤煮干しは、頭と内臓を取り外して4分ほど乾煎りする。
- ⑥鍋に油をひいて、乾煎りした煮干しを炒めたら、切った青菜を加えて炒める。
- ⑦青菜に油が回ったら、酒と砂糖を加えて軽く混ぜ合わせ、フタをして中弱火で5分煮る。
- ⑧醤油、鷹の爪を加えて軽く混ぜ合わせ、フタをして弱火で5分煮る。
- ⑨強火にして水分を飛ばし、火を止めて10~15分ほどおいて味をなじませれば完成。
【ポイント】
- *赤鍋を使用するのは、青菜の仕上がりを色良くするため。赤鍋がない場合は、煮るときに銅線を入れると同じ効果が出ます。
- *塩抜きするときのゆで時間は、かたい食感のほうが良ければ15分ほどでもOK。
- *塩抜きした青菜の茎の根元の部分は塩気が強いので、刻んで納豆などに入れて食べるとGood!
- *煮物の味付けは、青菜の塩抜きの加減や水分量などでも異なってくるので、醤油などはお好みで加減してください。
- *青菜の塩漬けは道の駅たかはた直売所などで販売しています(売り切れの際はご容赦ください)
《取材協力》

- 二井宿わくわくプロジェクト(島津恵理子さん、秋葉晶子さん、高梨香代子さん)
【材料】(8本分)
- 米 2合
- くるみ 40g
- 味噌 40g
- 砂糖 30g
- 酒 大さじ1
- みりん 大さじ1/2
【作り方】
- ①米はおこわの水加減でかために炊いておく
- ②くるみをすりつぶす
- ③すりつぶしたくるみに味噌、砂糖、酒、みりんを加えて混ぜ合わせる。
- ④炊いたご飯は8等分して、ラップに包んだら割りばしを中心に入れ、形を整える。
- ⑤ご飯の表面にくるみ味噌を塗る。
- ⑥ガスコンロの中火で表面に焦げ目がつくまで焼いたら完成。
【ポイント】
- *酒とみりんのアルコールが気になる場合は、煮切りして(加熱して)アルコール分を飛ばしてください。
- *割りばしは割らずに使用する。太い方をご飯の中心に入れ込むと抜けにくい。
- *オーブントースターを使用するときは、ホイルを敷いて5分くらい焼く。
《取材協力》
- 二井宿わくわくプロジェクト(島津恵理子さん、秋葉晶子さん、高梨香代子さん)
タラの芽の生ハム巻きスクランブルエッグ添え
南陽市若狭郷屋のイタリアンレストランイルレガーレさんが、タラの芽を使った美味しい料理をご紹介。
【材料】(作りやすい分量)
- 【作り方】
- ①タラの芽は下の袴をはずし、かたい部分を切る。
- ②生ハムを縦に半分に切って、タラの芽に巻く。
- ③生ハムを巻いたタラの芽に小麦粉を薄くまぶす。
- ④香りづけとしてボウルにニンニクをこすりつける。
- ⑤ボウルに、卵、バター、チーズ、塩コショウを入れて混ぜ合わせる。
- ⑥フライパンにオリーブオイルをひき、生ハムを巻いたタラの芽を焼き色がつくまで焼く。
- ⑦タラの芽を取り出しフライパンの油をふき取ったら、スクランブルエッグを作る。ボウルに少し卵液を残しておく。
- ⑧出来上がったスクランブルエッグとボウルに残しておいた卵液を混ぜ合わせる。
- ⑨タラの芽の上にスクランブルエッグをのせて、最後にチーズをふりかければ完成。
- *ボウルにニンニクをこすりつけてさりげなく香り付けするのがポイント。
- *スクランブルエッグは火が通り過ぎてしまいがちなので、あらかじめ残しておいた卵液と混ぜ合わせることで、ふわとろスクランブルエッグができます!
- リストランテ イルレガーレ
- 住所:南陽市山形県南陽市若狭郷屋506-2
- 電話番号:0238-20-6282
- 営業時間:11:30~14:00/18:00~22:00
- 定休日:毎週月曜日と日曜日の夜
【ポイント】
《取材協力》
漬け物のアレンジレシピ
余った漬け物などを利用した「漬け物のアレンジレシピ」をご紹介。

うこぎと季節の生野菜のサラダ
「うこぎと季節の生野菜のサラダ」の作り方をご紹介。
【材料】(2人分)
- ★季節の野菜
- レタス 適量
- ブロッコリー 適量
- トマト 1個
- アスパラガス 2本
- キュウリ 1本
- ベーコン 2枚
- 細切りチーズ 適量
【作り方】
- ①レタスは適当な大きさにちぎり、トマトは湯むきして角切り、キュウリは乱切り、ブロッコリーはゆでて小房に分け、アスパラガスはゆでで大きめの斜め切り、ベーコンは焼いて細切りにする。
- ②ボウルに、オリーブオイル、白ワインビネガー、和風だし、スパイスハーブソルトを入れて白っぽくなるまで混ぜ合わせる。ゆでて1cm幅に切ったうこぎ新梢を加えてさらに混ぜ合わせたらうこぎドレッシングの完成。
- ③野菜を器に盛り付け、ベーコンとチーズをトッピングし、うこぎドレッシングをかければ完成。
【ポイント】
- *うこぎはハーブのように香りづけとしても使えます。
もって菊入りポテトサラダ
「もって菊入りポテトサラダ」の作り方をご紹介。
【材料】(4人分)
- 【作り方】
- ①ジャガイモを皮ごと4等分しゆでる。
- ②ジャガイモが熱いうちに、酢・塩・コショウを加えてマッシャ―でつぶす。
- ③ジャガイモを冷まし、刻んだサラダちくわ・ゆでたモッテ菊・マヨネーズを加え混ぜ合わせる。
- *ご家庭で作る通常のポテトサラダにゆでた菊を混ぜるだけなのでとっても簡単!
【ポイント】
トマトポンチ
「トマトポンチ」の作り方をご紹介。
【材料】具材の量はお好みで!
- 【作り方】
- ①ミニトマトは湯むきしておく。
- ②キウイと缶詰パイナップルは一口大に切る。
- ③ボウルにミニトマト・キウイ・缶詰パイナップル(シロップごと)を入れ、オレンジジュースを注ぐ。
- ④フェンネル、アップルミント、レモンバームを加えて軽く混ぜれば完成。
- *ハーブのフェンネルは花の部分を使用します。
- *アップルミントとレモンバームは手で軽くたたくとさらに香りがアップ!
【ポイント】
鯵味噌のふろふき大根 /味噌漬けしたホタルイカとアボカドの海苔巻き
米沢市鍛冶町のお菜ところさわらびさんが発酵食品の代表格である『味噌』を使ったレシピをご紹介。
【材料】(作りやすい分量)
- 【作り方】
- ①鯵は骨と皮を取り除きほぐす
- ②味噌、煮切った酒・みりん、砂糖を混ぜ合わせ、白ごまとほぐした鯵を合わせる
- ③炊いた大根に鯵味噌をのせ、その上に白髪ネギと青ネギをのせれば完成
- *味噌だれは、味噌の中の菌を死滅させないように、味噌自体は加熱せず、あらかじめ煮切っておいた酒とみりんを使用する。
- *大根は輪切りにし、面取り、隠し包丁を入れて、生米を入れた水から煮る。柔らかくなったら取り出して水にさらしたあとで、昆布だしと塩で炊く。
- お菜ところさわらび
- 住所:米沢市鍛冶町4531
- 電話番号:0238-22-8283
- 営業時間:17:00~22:00
- 定休日:毎週水曜日
【ポイント】
《取材協力》
【材料】(海苔巻き1本分)
- 【作り方】
- ①味噌床の材料を混ぜ合わせる
- ②キッチンペーパーでホタルイカと切ったアボカドを挟み、上下に味噌床を敷いて一晩漬ける
- ③海苔の上に酢飯、漬けたホタルイカとアボカド、カイワレ大根をのせて巻く
- ④一口大に切ってガリと共に器に盛り付ければ完成
- *海苔巻きを巻くときは締めすぎはNG。なるべく優しく巻くのがポイント
- お菜ところさわらび
- 住所:米沢市鍛冶町4531
- 電話番号:0238-22-8283
- 営業時間:17:00~22:00
- 定休日:毎週水曜日
【ポイント】
《取材協力》
豚バラとおかひじきのカレー照り焼き丼
置賜では伝統野菜として親しまれている「おかひじき」。米沢市川井在住の生産者、江部さんにおいしい食べ方をご紹介いただきました。
【材料】(2人分)
- ★合わせ調味料
- 焼き肉のたれ 大さじ4
- カレーパウダー 小さじ2
- 【作り方】
- ①おかひじきを、沸騰したお湯に小さじ1の塩を加えて、1分弱ゆでる
- ②ゆであがったら、流水で冷やし、キッチンペーパーなどで水気を切ってから料理に使用する
- ③豚バラ肉に、塩・コショウを軽くふりかけたら、酒を加えて米粉をまぶす
- ④焼肉のたれとカレーパウダーを混ぜ合わせて合わせ調味料を作る
- ⑤フライパンに油をひかずに豚バラを火が通るまで炒める
- ⑤ある程度肉に火が通ったらスライスした新たまねぎを加えてさらに炒める
- ⑦合わせ調味料を加えて軽く炒めたら、小口切りしたネギを加えて火を止める
- ⑧器にごはん、炒めた豚バラ肉、ゆでたおかひじきを盛り付け、温泉卵と糸唐辛子をトッピングすればできあがり。
- *おかひじきはゆですぎるとシャキシャキした食感がなくなるので湯で時間に注意する。
- *ゆであがったらすぐに流水で冷やすと色鮮やかになる。
- *豚バラを炒めてフライパンに出た脂は、キッチンペーパーなどでふき取る。
【ポイント】
うこぎのロールフライ
江戸時代から食されてきた郷土の伝統野菜「うこぎ」を使ったレシピ、「うこぎのロールフライ」をご紹介。
【材料】(2人分)
- 【作り方】
- ①うこぎ新梢をゆでる。葉先を持って沸騰したお湯に茎を5秒浸したら放して、茎が柔らかくなるまでさっとゆでる。
- ②豚バラ肉3枚を並べて小麦粉をまぶす。
- ③ゆでたうこぎを、葉先と茎が交互になるように豚バラ肉の上に並べて巻く。
- ④うこぎを巻いた肉に塩・コショウをふる
- ⑤小麦粉、溶いた卵、パン粉の順につけて、180℃の油で2~3分ほど、肉に火が通るまで揚げる。
- ⑤食べやすい大きさに切って、レモンを添えればできあがり。お好みでオニオンドレッシングや中濃ソースで召し上がれ!
- *うこぎ新梢はお肉との相性が抜群!フライにすることで、苦みがまろやかに!
- *ゆであがったらすぐに流水で冷やすと色鮮やかになる。
【ポイント】
夏野菜のカポナータ
米沢市でイタリアンレストラン「リストランテ喜右ェ門」さんに、家庭で手軽にできる薄皮丸ナスレシピを伝授してもらいます!
【材料】(2~3人分)
- ★ソフリット(香味ベース)
- タマネギ 120g
- ニンジン 60g
- セロリ 30g
【作り方】
- ①ズッキーニ、パプリカ、サヤインゲンは一口大に切り、シメジは小分けにする。
- ②薄皮丸ナスは縦半分に切り、塩をふって5分ほどおく。(アク抜きと下味をつけるため)
- ③鍋にトマト缶と塩少々、ソフリット(香味ベース)を入れて中火で加熱し水分をとばす。(ソフリットとは、タマネギ4:ニンジン2:セロリ1の割合でフードプロセッサーなどでみじん切りしたものを、オリーブオイルを加えて水分がとぶまで炒めたもの)
- ④キッチンペーパーでナスの水気を拭き取り、小麦粉をふりかけてから素揚げする。
- ⑤ズッキーニ、パプリカ、サヤインゲン、シメジを素揚げする。
- ⑥素揚げした具材とトマトソースを絡める。
- ⑦削ったチーズ、バジルをトッピングしたら完成。
【ポイント】
- *ソフリット・トマトソースの分量は多めなので余ったら別の料理にアレンジしたり冷凍保存を!
- *素揚げすることで、色鮮やかな仕上がりとなり、形崩れもしにくい
- *火の通りを一定にするために、具材ごとに素揚げする
《取材協力》
- おきたま興農舎
- 住所:高畠町大字露藤85
- 電話番号:0238-57-4116
- 通信販売「山形美味屋」で新鮮野菜のセットメニューを販売中!「山形美味屋」で検索してみてください!
- リストランテ喜右ェ門
- 住所:米沢市長手1668
- 電話番号:0238-28-0284
- 定休日:毎週火曜・第3水曜
- 営業時間:11:30~14:00(L.O.13:30)
- お料理のテイクアウトも行っています。
ナスのマルゲリータ
「ナスのマルゲリータ」のレシピをご紹介。
【材料】
- 【作り方】
- ①ナスは5mmの輪切りにして、表面に塩をふって5分ほどおく。(アク抜きと下味をつけるため)
- ②ナスの上にトマトソース、ピザ用チーズ、ちぎったバジルを乗せる。
- ③オーブントースターで10~15分ほど加熱したら完成。
- *成長しすぎてしまった大きめのナスを使うとボリューム感がでます
- *あまりナスを厚く切りすぎると中まで火が通らなくなるので注意!
【ポイント】
ナス漬けのペペロンチーノ
「ナス漬けのペペロンチーノ」のレシピをご紹介。
【材料】
- 【作り方】
- ①ナス漬けとキュウリ漬けは一口大に切る。
- ②スパゲティはたっぷりのお湯でゆでる。(お湯に対して5~1%の塩を加えパッケージの表記通りの時間でゆでる)
- ③フライパンにオリーブオイルを入れ、弱火でじっくり香りがたつまでニンニクを炒める。
- ④鷹の爪、刻んだパセリを加えたら、日本酒、スパゲティのゆで汁を加えて乳化させる。(乳化とは、水と油のように本来は混ざり合わないものが、攪拌などにより混ざり合うこと。オリーブオイルとゆで汁を乳化させることで、ソースをスパゲティによく絡ませることができる。)
- ⑤切ったナス漬けとキュウリ漬け、ゆで上がったスパゲティを加えて素早く絡める。
- ⑥から煎りしたパン粉、刻んだパセリ、ガーリックパウダーを混ぜ合わせたものをふりかけ、刻んだ大葉を乗せれば完成。
- *から煎りしたパン粉、刻んだパセリ、ガーリックパウダーを混ぜ合わせたものは、余ったオイルに浸してトッピングしてもOK!
- *オイルソースの量が少ないと「炒めた感じ」のスパゲティになってしまうので、ゆで汁で量を調整しましょう!
- *漬物の塩味・辛味が、ペペロンチーノとベストマッチ。
【ポイント】
もって菊と蒸しアケビの肉みそ
米沢市在住の野菜ソムリエ樋渡由美さんにが、食用菊の「もって菊」を使ったおしゃれで簡単なレシピをご紹介。
【材料】(4人分)
- ★ソフリット(香味ベース)
- タマネギ 120g
- ニンジン 60g
- セロリ 30g
【作り方】
- ①アケビは、中身をスプーンで取出し、4等分(大きいものは幅2cm程度)にカットして、湯気の立った蒸し器で2分蒸す。
- ②フライパンにサラダ油を引き、一口大にカットした牛肉・舞茸の順に加えて炒め、砂糖、酒に味噌を溶かしたものを加え煮詰める。
- ③煮詰まったら千切りにした大葉を加えて火を止める。
- ④器に茹でたモッテ菊を広げ、アケビをのせ、牛肉味噌をかけ小ネギをトッピングする。
【もって菊のゆで方】(モッテ菊300gに対して、水1.5ℓ、酢30cc使用)
- ①1.5ℓの湯を沸かし、酢を加える。
- ②もって菊を加え、箸でかき混ぜながら30秒間茹でたらザルに上げ、水にさらし水けを絞る。
- *もって菊は酢を加えてゆでると色鮮やかに!
- *牛肉を炒めるときはあまり動かさず焼くように炒めるのがポイント
《取材協力》
- 食用菊農家 佐藤昭一さん(川西町)
- 野菜ソムリエ 樋渡由美さん(米沢市)