アスビト　＃３３　天台宗明学院　住職　丸山晃俊さん

置賜の明日を担う若手事業家などを紹介する人物紹介系ドキュメンタリー番組、アスビト。

今回ご紹介するのは、高畠町一本柳にある天台宗のお寺、明学院の28代目住職を務める丸山晃俊さんです。住職の仕事をしながら、自然の中で手軽に遊べる「雪板」の製作と普及活動を精力的に行っています。

「雪板」とは、雪上を滑れる木の板で、スポーツではなく「遊び」。晃俊さんは、この手軽に自然に触れられる「遊び」である雪板に惚れこみ、雪板のブランド「ＢＵＤＤＨＡ　ＢＬＡＮＫ（ブッダ・ブランク）」を立ち上げ、雪板を作る工房でその普及活動もする団体「outback labo（アウトバック・ラボ）」の代表も務めています。

宮城県白石市の酪農家の家に生まれ、結婚してから住職になった晃俊さん。心掛けているのは、人の痛みを理解して寄り添うこと。お寺の歴史や、近年始めた「草木葬」という新しい弔いの形について教えてもらいました。

また晃俊さんは「雪板を作ると笑顔が増える」と語り、年に２００枚近く作るという雪板製作をはじめ、雪板のワークショップや体験会を北海道から愛知まで日本各地で行い、雪板を広めています。今回はその中から、昨シーズンの冬の体験会や川西町での雪板まつりなどの普及活動から雪板製作の現場も取材し、雪板との出会いや雪板にかける思いなど詳しくお聞きしました。お坊さんだけあって、名言が沢山飛び出す回となっています。是非お楽しみに。