新型コロナの影響で3年ぶりに開催された米沢上杉まつりは3日、幕を閉じた。2日夜には、上杉軍の出陣の儀式「武てい式」が行われた。最終日3日の午前中には、神輿渡御と、甲冑武者達がパレードする「上杉行列」が繰り広げられ、街中を盛り上げた。午後からは、まつりのメインイベント「川中島合戦」が再現された。合戦には460人が参加し、謙信、信玄の一騎打ち「三太刀七太刀」や武田高坂隊の川渡りなどが繰り広げられ、観客を戦国の世へといざなった。川中島合戦の人出は約４万人、4月29日から5日間のまつりの人出は17万7000人だった。
