今回のおきらくアートは、高畠町内9カ所を会場に、9月1日~10月13日まで開かれた現代アートの芸術祭「辺藝」について詳しくお伝えします。ボリュームが盛りだくさんだったため、前後編に分けて30分ずつ放送します。詳しい放送日程は下の方に書いていますのでチェックしてみてください。
さて、今回お送りする「辺藝」とは、山形に縁のあるアーティスト達が「地方からアートの本質を探求し伝えたい」と自ら主催している芸術祭で、2022年から2年毎に開催されています。前回は、米沢市の信夫町を舞台に開かれ、今回の高畠町が2回目です。当番組のMCを務める高畠町在住の画商、上村哲也さんもその運営メンバーの一人となっています。ちなみに、「辺藝」は「辺境の芸術」の意味で、著名なコピーライターから付けてもらった名前だそうですよ。
今回は高畠町糠野目地区を中心に9つの会場で、10組のアーティストの作品50点以上が展示されました。特に屋外展示作品が10点以上あり、置賜地域の展覧会ではかなり多い部類に入ります。無料で見られることもあり、見に行った方も少なからずいたと思いますが、一見するとビックリしてしまうようなインパクト抜群の作品もありました。賛否両論あったようですが、現代アートは「考える装置としてのアート」という側面を持ちますので、空間全体でアートを感じ、考えられる貴重な芸術祭であったことは間違いありません。
どんな意図で“あの作品”をつくったのか、作家本人に聞いていますので、「気になっていた」という方もそうではない方も是非チェックしてみてください。また、前回7月の放送で紹介したタントグラッツェの村田さんが作る「アーティストピザ」も後編の最後に登場しますのでお見逃しなく!かなりの傑作ぞろいでした。
また、今回からオープニング等色んな所がリニューアルしていますので、そのあたりも気にしながらご覧ください。
《辺藝出展アーティスト》敬称略、五十音順
青木みのり、安部郁美(九里学園高校美術部/特別出展)、alfonatki(あるほなつき)、石川琢弥、石塚由美子、伊東柾孝、田賀陽介、竹迫界斗、Michael Wu(マイケル・ウー)、渡邉舞
【今回の出演者】敬称略、出演順
上村哲也(高畠町/画商)、渡邉舞(山形市/作家)、石塚由美子(米沢市/作家)、石川琢弥(山形市/作家)、Michael Wu(山形市/写真家)、村田睦樹(米沢市/タントグラッツェのシェフ)
放送日程(前後編の割り振り)
前編(ブックユニオンたかはた・糠野目生涯学習館・まほろばの緑道・スモークハウスファイン駐車場)… 11/2(土)~9(土)、 11/17(日)~23(土)
後編(高畠駅西側広場・吉田でんき・県南自動車学校宿泊施設・ちゅうしん蔵cafe・羽山総合建設資材置き場・アーティストピザ)… 11/10(日)~16(日)、 11/24(日)~30(土)
曜日毎の放送時刻
月曜日
6:00~
火曜日
6:30~
水曜日
10:30~ 21:00~
木曜日
14:00~ 18:30~
金曜日
放送なし
土曜日
10:00~ 16:30~ 22:30~
日曜日
15:30~ 24:00~