当時者たちの言葉と映像だけで綴る、置賜の明日を担う人物を紹介するドキュメンタリー番組、アスビト。今回も没入感マシマシでお送りします。
今回のアスビトは「人も地域も元気にしたい!」と地域活動に積極的に参加し、精神医療の新たな手法「オープンダイアローグ」を取り入れた精神科訪問看護をしている「訪問看護ステーションレント南陽サテライト」の所長、髙橋伸義さんが主人公です。
南陽市の宮内駅すぐ近くにある訪問看護ステーションレント南陽サテライト。
利用者の自宅で看護をする「訪問看護事業」と不登校や引きこもりの方などのための「居場所事業」の2つを行っていて、看護師2人、作業療法士2人、事務員(看護助手)1人の5人で運営しています。
訪問範囲は南陽市のほか、高畠、川西、長井、飯豊ですが、以前から付き合っている利用者がいるため、一部山形方面にも訪問しています。
所長の伸義さんは、入退院を繰り返す精神疾患の患者さんを見て「問題は家や地域の中にある」と「精神科の訪問看護」をしようと思い立ち、縁あって天童市にある精神科専門の訪問看護ステーションに入職。もう一つの訪問看護ステーションでの経験を経て2024年4月に現在の事務所を開設しました。
番組では、新たな精神医療のやり方である「オープンダイアローグ」と、その核となる「対話」や「リフレティング」という手法を精神科訪問看護に取り入れていることを詳しくご紹介しています。
また、赤湯温泉ふるさとまつりで消防団が行う「暴れ獅子(獅子渡御)」や南陽青年団が主催する「きくらら祭」といった地域活動に参加する様子のほか、沖郷軽トラック市に「訪問看護ステーション」として出店するという珍しい活動も取り上げさせていただきました。訪問看護であちこちに行く仕事ですが、和気あいあいとしたお昼ご飯をスタッフみんなで食べる様子も必見です。
「困っている人の力になりたい」「地域を元気にしたい」という伸義さんの熱い想いが詰まった30分。訪問看護やオープンダイアローグという言葉を初めて聞いたという方もそうでない方も、ぜひご覧ください。
【取材協力】
・訪問看護ステーションレント南陽サテライト
住所:南陽市宮内2872-7 ☎0238-27-8251
・こころの訪問看護ステーションレント
・赤湯温泉ふるさとまつり(南陽市消防団)
・沖郷軽トラック市(沖郷公民館)
・きくらら祭(南陽青年団)
・社会医療法人公徳会
・訪問看護の利用者の皆様
・ご出演、ご協力いただいた皆様
曜日毎の放送時刻
月曜日
6:00~
火曜日
6:30~
水曜日
10:30~ 21:00~
木曜日
14:00~ 18:30~
金曜日
放送なし
土曜日
16:30~ 22:30~
日曜日
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