おきらくアート

地域のアートをゆるく紹介する「おきらくアート」。
8月の放送は暑い夏を少しでも涼しく過ごしてもらおうと「幽霊画で涼しくなろう」と題して、川西町大塚の髙徳寺さんが持つ幽霊画を見に行ってきました。
パッと見るだけだと「怖い絵」である幽霊画ですが、怪談作家の黒木あるじさんを特別ゲストに迎えて鋭い視点からのコメントをいただき、さらに髙徳寺の奥山住職からも今まで詳しく語られなかった先々代住職と幽霊画の関係についても教えていただいて、髙徳寺さんの幽霊画には感動の人間ドラマがあることが分かりました。
さらに、それを起点に「幽霊画そのもの」についても深掘りし、青森県弘前市にある久渡寺さんが持つ円山応挙作の「日本で最初の足の無い幽霊画」や上山市の久昌寺さんが持つ「曹洞宗の伝説を紹介する幽霊画」を例に、ただ怖いだけではない、一枚一枚に個性がある奥深い幽霊画の世界を紹介しています。

また、怪談作家の黒木あるじさんと、高畠町の画商の上村哲也さんに怪談話をご披露いただき、より涼しくなれる放送となっています。
幽霊画も怪談もどちらも暑い夏に、そしてお盆を迎えるこの時期にピッタリの「笑えて、泣けて、怖いけど楽しい」内容となっていますので、是非ご覧ください。