放送日程
・1本目 12/1(月)~
・2本目 12/8(月)~
・3本目 12/15(月)~
・4本目 12/22(月)~
月曜日
6:00~ 19:30~
火曜日
6:30~ 20:30~ 24:00~
水曜日
10:30~ 21:00~
木曜日
14:00~ 18:30~
金曜日
放送なし
土曜日
16:30~
日曜日
7:30~ 15:30~ 24:00~
置賜の出来事を深く掘り下げてお伝えする「置賜万華鏡」。
今回は、高畠町の瓜割石庭公園で9月に開催され、惜しまれつつも最後の開催となった音楽フェスティバル「岩壁音楽祭」を取り上げます。
石切りの音で始まり、芋煮会で終わる。最後の岩壁音楽祭「GAMPEKI THE FINAL」は開催地の瓜割石庭公園にリスペクトした演出を取り入れながら、1日700人超の観客が訪れ、瓜割石庭公園の来場者数の過去最高記録を作った音楽イベントです。この祝祭の全貌を2019年の初開催からの映像を交えて、4週連続更新で30分番組を4本という前代未聞の大ボリュームで詳しくお伝えします。他の映像メディアが入っていないため、この番組でしか見られない貴重な独占映像です。
《岩壁音楽祭とは》
山形と東京に住む音楽が大好きな若者3人が瓜割石庭公園のロケーションに感動し「ここで音楽のイベントをやりたい」と意気投合して始まった音楽フェス。
意気投合した日から半年後の2019年5月に初開催され、翌年も開催予定でしたがコロナ禍で延期。2022年9月に第2回を開催。その後関連イベントを定期的に開催して力を蓄えながら、2025年9月に2日間の開催で最後となりました。
若者に支持される攻めたアーティストラインナップや会場の岩壁を魅せる装飾や演出、世界観づくりが全国からも注目を集める音楽フェスです。
初年度は何も知らない素人状態から、多数のプロの助言や助力を得て音楽フェスを開催し、怪我や事故なく盛大に開催できたことに感動した主催メンバーが、その経験を恩返しし、自分達のようなイベントをやりたい若者の後押しをしたいと、フェスの目的を自分達の得た知見を公開する「オープンソース」と設定しました。商業的に儲けることや町おこしが目的ではないため、補助金やスポンサーは基本的に取らずに開催し、むしろ「黒字化できるフェス」の知見を集めようとしていました。なお初回は約300万円の赤字、2回目は約3万円の黒字でした。
最終的な目標は自分達の得た知見をまとめた「岩壁音楽祭の開催マニュアルを公開すること」で、現在はネット上に公開されて目的を果たしたため、「岩壁音楽祭」のプロジェクトチームは解散しています。

《岩壁音楽祭の主催》※写真左から
後藤桂太郎さん…東京在住/テレビ局勤務/岩壁音楽祭note&マニュアル執筆
菊地翼さん…山形市在住/映像制作&企画会社「機微」代表
上田昌輝さん…東京在住/映像作家/映像制作会社「500T」代表
《運営メンバー》 約150人
・大人のボランティア85人+東北芸工大生を中心とした学生ボランティア(学生クルー)50人⇒運営のボランティア135人
・制作&技術系のプロスタッフ20人
コアメンバーは前回の岩壁音楽祭が終わった時から毎月1回以上オンラインでミーティングを開催し、フェスのテーマや出演者、会場レイアウトと装飾、出店、準備や当日の動き方、ボランティアの配置とシフトなどを決めていった。ここぞという時には現地に来て打合せも行う。10以上のチームに分かれて、各チームごとに動いていた。

《岩壁音楽祭の会場エリア分け》
受付のある「エントランス」/休憩できる「OPENエリア」/オブジェ&休憩「CELLエリア」/洞窟のクラブ的な空間「CAVEステージ」/「GOODSブース」(公式&アーティスト用)/県内の店が並ぶ「FOODエリア」/そびえる岩壁の前に建つ「WALLステージ」

《各放送の内容》
No.1・・・岩壁音楽祭とは?/2022年の岩壁音楽祭開催後からの動き(東京のイベント・役場挨拶など)/チケットを手売りに/今年に入っての現地での顔合わせ等
No.2・・・オンラインでのミーティング/本番前日の準備と各会場の装飾コンセプト/【9/20本番1日目】本番当日の準備(オープン直前まで)
No.3・・・【9/20本番1日目】オープン後の動き/アーティストブッキングの意図/オープニングアクト(石切りパフォーマンス)/1日目各アーティストの演奏/来場者の声/スタッフの様子
No.4・・・【9/21本番2日目】1日目の振り返り/学生クルーの声・来場者の声/2日目各アーティストの演奏/芋煮の振舞い/シークレットアクト/主催・関係者の声
《取材期間》 2019年5月~2025年9月
2019年・・・5/20 事前取材、5/24前日準備、5/25初回 本番
2020年・・・6/6 コロナで予定していた第2回が中止となって開催した代替イベント「ドライブインアンビエント」(山形市 唐松観音駐車場)
2022年・・・5/1 現地下見(顔合わせ)、8/13 プレイベント(地元あいさつ)、9/17 第2回 本番
2023年・・・11/4 PIXEL(岩壁音楽祭主催パーティー/東京)
2024年・・・12/6 キービジュアル採取&高畠町役場あいさつ
2025年・・・5/12 チケット手売り店舗、7/19 現地ロケハン、7/21現地顔合わせ&打合せ、9/19前日準備、9/20-21 第3回(最後)本番
《取材協力》2019&2022&2025岩壁音楽祭主催・運営の皆さん/プロスタッフの皆さん/出演者の皆さん/学生クルーの皆さん/東北芸術工科大学美術科彫刻コースの皆さん(爆裂★スカルプターズ)/引地石材店引地道晴さん/ボランティアガイド二宮享さん/キャットハンド店主阿部清男さん/シフォンケーキ専門店にんまる/フルール・ドゥ・ソレイユ/WALL&WALL/Festival Life/高畠町/来場者の皆さん
《撮影》木村利明/鈴木絢子 《監督・編集》木村利明(ハイテックプラニングセンター)



